こうかい

I

こうかい【交会】

(1)人と人とがつきあうこと。 交際。

「其～遊宴の体/太平記 1」

(2)性交すること。

「～の道ふつおもひたえて/評判記・色道大鏡」

II

こうかい【公会】

(1)おおやけの会議。

(2)一般に公開する会議。

⇔ 秘密会

III

こうかい【公廨】

役所。 官庁。 公衙(コウガ)。 官衙。

IV

こうかい【公海】

特定の国家の主権に属さず， 各国が自由に使用・航行できる海洋。

⇔ 領海

→ 排他的経済水域

V

こうかい【公開】

広く一般に開放すること。

⇔ 非公開

「情報を～する」

VI

こうかい【叩解】

製紙の工程の一。 パルプの繊維をたたいてほぐすこと。

「～機」

VII

こうかい【工会】

⇒ 工人会

VIII

こうかい【後会】

後日， また会うこと。

「～を約す」

IX

こうかい【後悔】

あとになって悔やむこと。

「すんだことは～しても始まらない」

～先に立たず

してしまったことは， あとになって悔やんでも取り返しがつかない。

X

こうかい【更改】

(1)過去の決定や契約などを新たなものに変えること。

「予算を～する」

(2)〔法〕 既存債務を消滅させ， 代わりに新債務を成立させる契約。

XI

こうかい【江海】

〔「ごうかい」とも〕

大河と海。

XII

こうかい【港界】

港の境界。 法律上， 船舶が出港あるいは入港したと認定される境界線。 港界線。

XIII

こうかい【狡獪】

悪賢い・こと（さま）。 狡猾(コウカツ)。

「狐臭い～な所も少しはあつた/明暗（漱石）」

XIV

こうかい【紅海】

〔Red Sea〕

アラビア半島とアフリカ大陸との間にある細長い海。 南部はバベルマンデブ海峡を経てインド洋に， 北部はスエズ運河を経て地中海に通じる公海。 藍藻の繁殖で海水が赤く見えることからいう。

XV

こうかい【航海】

船舶で海洋を渡航すること。

「太平洋を～する」

XVI

こうかい【講会】

無尽講などの加入者の集会。

XVII

こうかい【鋼塊】

⇒ インゴット

XVIII

こうかい【降灰】

噴火で吹き上げられた火山灰などが地上に落下すること。 また， その灰。 こうはい。

XIX

こうかい【香会】

香をたき， その香りを観賞する集まり。 組香の会など。 こうえ。

XX

こうかい【黄海】

中国大陸東部と朝鮮半島との間の海域。 一般に浅く， 良好な漁場。 黄河の河水で黄濁している。